◆ライバル出現でやる気アップ
来る日も来る日も「商品名+α」のペラサイトを作り続けていたおやじ
は、飽き気味になり、モチベーションも下がっていました。
そんなおやじを見かねて、お師匠さんはある策を持ってきました。
「松下君は孤独な作業でダレているようだから、明日から一人入れ
ることにした。そろそろ手応えを感じられる時期なんで、お互いに
助け合い、競争し合って、いっそう作業を進めるように」
「はあっ、がんばります!」
しか~し、やって来たのは元ヤミ金でどこから見ても前科者にしか
見えないうさん臭い40代後半のおっさん。
なにが気に入らないかと言うと、このおっさんの目つきどした。
女性には下から上まで嘗め回すような視線を送り、男には頭から足
まで値踏みするような無遠慮な眼差しを注ぐ男。
おやじは「このオッサンとは、仲良くはやれんな…」とすぐに実感し
たのどした。
以心伝心の言葉があるように、オッサンも同じ気持ちだったご様子
で「松下にだけは稼ぎで負けたくない!」という思いがピリピリと
伝わってきました。
こうなると、翌日からはお互いに意地の張り合いです。
「松下さん、きょう、何サイト作った?」
「10サイトくらいかな?」
「おっと、じゃあ俺は15サイトほど作ってから帰ろう」
「んじゃ、俺もあと5サイトほど作ってから帰るようにするか」
などと、競い合いオーラが出まくりどした。
お互いにキーワードのことは何もしゃべらず、商品や使うASPに
ついても何の情報も交換もしない冷戦モードだったですね。
そんな俺らを見て、お師匠さんは一人ニンマリとしていました。
サイト数は自然に増え、アクセスも少しずつ上がり始めました。
こうなってくると初報酬も時間の問題です。
おやじとオッサン、どちらが売れる商品をアフィリしたか結果が出る
頃になりました。
果たして、その結果は…
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。